STAFF INTERVEW

あらゆる情報を
収集・分析し、
進むべき方向を導き出す

M.Mさん

2021年入社 事業企画本部 エネルギーマネジメント部 調査課 ※部署名は2024年3月現在

大きく変わろうとする電力業界に、大きな可能性を感じた

就職活動では社会インフラに関わる仕事がしたいと思い、金融業界と電力業界を中心に見ていました 。その中でも電力は、電力自由化によってそれまでの業界の在り方が一気に変化し、安定供給のためのしくみが先端のIT技術との融合によって次々に生まれていることから 、業界全体に勢いを感じました。特にエナリスは、そういった新しい風を積極的に取りこんで追い風とし、大きく成長しようというチャレンジ精神に溢れていた点で強く印象に残ったのを覚えています。私自身、安定感よりも変化を好み、まわりの状況が次々に変わっていく、あるいは自ら変えていくということが好きな性格なので、変化の渦中にある電力業界やエナリスの社風に大きな魅力を感じました。また、エナリスは面接の雰囲気も他社とはまったく異なり、気付けば自分の本心を自然に話すことができていたことも入社を決めた理由の一つです。

入社後は、研修として数日~数週間ごとに各部門をまわったのですが、収益に関わる売上や調達原価の算定をはじめ、電力価格がどう推移するかといった収益に影響 を及ぼす要因を調査・分析・予測するエネルギーマネジメント部の仕事に興味を惹かれました。先輩たちが電力に関する膨大な情報を収集し 分析を行う様子に、プロフェッショナルとしてのやりがいや専門家としての成長性を強く感じ、ぜひこの部署で働きたいと思っていたので、配属が決定した時はとても嬉しかったです。
自由化によって多くの新電力が生まれ、これまで大企業が独占していた電気の売買が 多様化しました。そのため、どこで、どれほどの電力が作り出されており、価格がどう変動しているのかといったさまざまな条件や要素の収集・分析が不可欠です。
私は 電力に関する法制度や小売電気事業者についての知識や理解を深めながら、社内のあらゆる部署と密に連携して情報共有を図り、最新の情報をもとに収益予測に関するデータを作成しています 。天候や為替、世界情勢、各国の法改正など、さまざまな要因によって状況が大きく変化し、情報が日々更新されるので気が抜けませんが、会社の事業計画策定の元になるデータ作成に関わっているという責任の大きさに、日々やりがいを感じています。

電力販売の事業収益を予測し、経営判断に貢献する

私たちの行う事業収益の予測結果は、どの施策を実行するのが良いかなど経営判断に活用されるため、タイムリーに情報を届ける必要があります。しかし、収益額の予測を導き出すためには、電力使用量を左右する気候の情報や電力価格に影響を及ぼす燃料価格、電気を運ぶための託送料金、卸市場価格などの様々な要素が必要です。

また、これらの要素は目まぐるしく変化をするため、収益を予測するための計算ロジックもタイムリーに更新をしなくてはなりません。これらの情報を整理して、どの施策を実行するのが良いかを手作業で模索するには、多くの人手と膨大な時間がかかってしまいます。
そこで、業務効率化に加え、迅速なシミュレーション計算を実現し、経営判断により貢献するために、私たちが主体となって収益予測をするシュミレーションシステムの構築を推進することになりました。
システムエンジニアでもない私たちが複雑な収益シミュレーションを行うシステムの構築に携わるのは、無謀に思えるかもしれません。しかし、エナリスは「当たり前」を変革する会社です。エネルギー業界で長年「当たり前」と思われていたことを変えることで、日本の電力の可能性を広げてきた実績があります。今、私たちが取り組んでいるシステム構築も、いずれ大きな実となって会社の成長につながり、業界のスタンダードになっていくはずだと確信しています。

1日の流れ

  • 始業

    出社勤務と在宅勤務の割合は半々ぐらい。
    在宅勤務の時は通勤がない分、ゆっくり朝の時間を過ごせます。
    まずは一日の流れとタスク、メールを確認。電気新聞などの業界ニュースにも目を通し、最新情報をチェックします。

  • 個人作業

    収益シミュレーターの開発に必要なプログラミング作成やデータ分析を行います。
    文系出身でプログラミングの知識はゼロの状態からスタートしましたが、本やネットで勉強して少しずつコードが書けるようになってきました。
    午前中は会議があまり入らないので、作業に集中できます。

  • ランチ

    在宅勤務の時は炒め物や丼物などを作って手軽にすませます。
    在宅勤務の時は運動不足になりがちなので、食後に軽くヨガなどをすることも。
    出社した時は同期と連絡を取り合い、会社近くのお店でランチをするのが楽しみのひとつです。

  • 課のミーティング

    午後の仕事をはじめる前も、欠かさずメールをチェック。
    その後、課のミーティングを行います。
    システム開発はチームワークが不可欠なので、メンバー同士の進捗状況をしっかり共有します。

  • WEB会議

    課内のミーティングが終わったら、他部署との会議が続きます。
    いろいろな部署の状況を把握するほか、課題のヒアリングや最新情報の収集を行います。
    ここで得た情報はすべて整理・分析し、売上や調達原価の算定に反映させます。

  • 個人作業

    会議が終わったら、再び個人作業を開始。
    終業時間まで集中して作業を行い、一日分のタスクとして設定した作業を終わらせます。
    時期によって変動しますが、今は収益シミュレーター開発のための個人作業の割合が多いです。

  • 終業

    業務が終わったら、散歩も兼ねて近所のスーパーへ。
    節約と健康のため、自炊することが多いです。メニューは出汁をしっかり効かせた和食が中心。
    出社勤務の時は同期を誘って買い物を楽しんだり、夕食を食べに行ったりしています。

Key Questions

  • エナリスの理念で共感しているポイント

    Identityとしてあげている「“当たり前”を変革する」という点が、エナリスを志望するきっかけの一つになりました。また、「協奏マインド」も社内でよく共有される考え方で、 オーケストラのように、個々の強みをいかしながら助け合うことで大きなことを成し遂げられるということを、これまでの業務で何度も実感しています。

  • 学生時代はどんな人だった

    好奇心が旺盛なので、いろいろなことに興味を持って取り組んでいました。大学での専攻は社会学やメディア論で、授業もとてもおもしろかったので多くの授業をとっていました。一方で授業がない時にはカフェスタッフやスーパー、塾講師などのアルバイトを掛け持ちし、すべてに全力投球した4年間でした。

  • 職場の雰囲気

    キャリア採用の方も多いためさまざまな経歴を持った人が集まっていて、いろいろな業界の話を聞くことができます。フロアごとに少し雰囲気が異なりますが、話しやすくて他部署の人ともコミュニケーションを図りやすい社風です。年齢や役職にとらわれず 気軽に相談できる雰囲気なので、新卒入社でもすぐに馴染めると思います。

  • これからの挑戦

    まずは収益シミュレーターを完成させることが目標です。高度なシステムを自分たちで一から作り上げた経験は大きな財産になると思いますし、この仕事で得たスキルを他のシステム開発に応用していくことで、業務の効率化やデータ分析の品質向上を図ることができると考えています。こうした業務で得た経験を活かし、新しい業務にも積極的にチャレンジしていきたいですね。

  • 就活生へのメッセージ(自身の体験も踏まえて)

    自分が興味のあることや自身の強みを大切にし、それらを活かせる事を見つけてください。また、既成概念にとらわれることなく新しいことにチャレンジしたり、まわりの状況が次々と移り変わっていくことが面白いと感じる人は、電力業界をぜひお勧めしたいです。

メンター/上司から見たM.Mさん

  • 上司 からのコメント

    何事にも責任感を持って、主体的に取り組むことができます。
    また、物事の本質や要点を捉える力には目を見張るものがあります。

  • メンター からのコメント

    好奇心旺盛で何事にも前向きに取り組むので、成長のスピードも速いです。
    見ていてとても頼もしく、人間性の高さを感じます。

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